Electrical Work 

携帯基地局設置交渉業務

携帯電話端末の利用になくてはならない基地局。
そこから発射される電波が人体に何かしらの影響を与えるのではないかと心配される方もおられるかもしれませんが、
私達の生活は国が定める「電波防護指針」によって守られています。
UNIONは、携帯電話・PHS基地局建設のための地権者との用地交渉・調整を行っております。

電波防護指針

電波防護指針


わが国においては、約50年以上にわたる国内外、の研究成果に基づいて、「電波防護指針」が策定され、その指針に従った規制が導入されています。 電波防護指針では熱作用により人体に有害な  影響が及ぶ可能性のある全身における電波の吸収量に、約50倍の安全率を考慮して、この基準値を定めています。 このように、電波防護指針は十分な安全率が適用されているので、この指針に示される数値を少し超えたからといって、それだけで直ちに人体に影響が、あるというものではありません。 また、これはは国際ガイドラインと同等であり、世界保健機関(WHO)はこのガイドラインを支持しています。 携帯電話基地局などは、この基準値を満たしていることを確認した上で、設置されています。 ※ 我が国の電波防護指針は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が策定した国際ガイドラインと同等です。 (総務省[携帯電話基地局]・総務省[安心して電波を利用するために]より)

電界強度(平均時間6分間)の指針値

電界強度


携帯電話については、高さ40mのアンテナから200m離れた地点における電界の強さを基本的な算出式で計算した例(基地局の出力:900MHz帯及び1.5GHz帯 32W、2.1GHz帯 19W)。 基本的な算出式では、十分に大きめの値が見積もられています。 (郵政省「電波利用施設の周辺における電磁環境に関する研究会報告」(1987年7月)より)

地上での電力密度の一例

地上での電力密度の一例


一般的なデジタル携帯電話基地局のアンテナ(入力電力32W)から発射される電波の地上での電力密度の一例です。 距離は基地局からの水平距離ではなく指向方向となる場合での一般的な計算例です。 実際に到達する電波の強さは各地点で基準値を大きく下回っています。 ●アンテナは、ある特定方向(図の例では200m先の地点)に向けて電波を発射していますが、全ての基地局がこの通りではありません。 ●アンテナの真下には、ほとんど電波は発射されていません。 ●建物の内部では電波は、壁や屋根などによって吸収・反射されるので、実際の電波の強さは上記図表に示した値を下回ります。 (総務省[安心して電波を利用するために]より)(1987年7月)より)